平成26年度地域活動シンポジウム | 総連合からのお知らせ

ホーム
総連合からのお知らせ
平成26年度地域活動シンポジウム

平成２６年度　地域活動シンポジウムが開催されました

　平成２７年１月２４日（土）、市民会館大ホールにて、地域活動シンポジウム（主催：小田原市自治会総連合、小田原市地域活動推進協議会）が開催されました。
　地域活動シンポジウムは、地域の最前線で活動している自治会をはじめとした地域活動団体の役員が、地域活動の実態を共有し、それぞれの団体の地域に果たす役割の重要性を改めて確認する機会として、平成１７年から毎年開催しています。
　今回は、「地域コミュニティ活動中間報告会」と題して、法政大学教授名和田是彦氏の基調講演と３地区での事例発表、加藤憲一小田原市長と木村秀昭総連合会長がパネリストとして参加したパネルディスカッションが行われました。また、同会場にておだわら地域力市民力表彰式が行われました。

基調講演

講　　師　名和田是彦氏（法政大学教授）
タイトル　なぜいま地域コミュニティか？〜これからの地域社会に求められるもの〜

　全国的に地縁型住民組織の自治会への加入率が低下しているなか、新しいコミュニティ組織の協議会型住民組織が全国で活動を始めており、それぞれの地域の実情にあわせた制度設計がされ、機能してきている。

　小田原の取組を見ると、地域内組織の意見交換ができた。安心安全に関する活動が重視されている。ケアタウンやスクールコミュニティといった他の枠組みも一緒に考えている。誰でも来られる居場所づくりが進んでいる。

　１０年間という節目にあたって、小田原は大変地道に進んできていると感じていると、講演がありました。

事例発表　「地域コミュニティの取組」

新玉地区まちづくり委員会　委員長　飯田和男氏

防災を主に、まちづくりを推進。

　・世帯状況表の作成

　・津波避難経路図の掲示

　・自助啓発ちらし、初動対応啓発ちらしの配布

地域子育て広場として「おひさま広場」を立ち上げ

　・手遊び、読み聞かせ、保健師の講話、季節のイベントなど実施

富水地区まちづくり委員会　健康・福祉分科会長　柳井由美子氏

６つの分科会とまちづくりワイワイフェスタ運営委員会・実行部会に分かれて活動。

　交通安全　…　交通安全、防犯キャンペーン

　防災・防犯　…　防犯パトロール、災害時緊急連絡シート

　健康・福祉　…　高齢者お茶会、健康ふれあいウォーキング

　文化・教育　…　いずみふれあい通信発行、ラジオを作ろう

　地域振興・環境美化　…　段ボールコンポスト普及活動

　広報　…　富水まちづくりふれあいだより発行

前羽地区団体長等連絡会　会計　北村千波氏

連合子ども会が休会。前羽地区団体長等連絡会がキックベースを引き継ぎ、「汐くみ」リレーに変更。児童が学年を超え交流している。

・前羽海岸クリーン作戦

・小学生レクレーション大会

パネルディスカッション

コーディネーター
　名和田　是彦　氏

パネリスト
　飯田　和男　氏

　柳井　由美子　氏

　北村　千波　氏

　加藤　憲一　小田原市長

　木村　秀昭　自治会総連合会長

名和田是彦氏　講評

　新玉地区は、子育てに着眼しているのが素晴らしい。防災の取組も若い世代に伝わっていくことを重視している。富水地区は、連携の力が十二分に活かされている。橘南地区は、他世代への取組をされて子ども会の再生に繋げていくような素晴らしい動きがあった。市長から、今後のしくみの要点として、地区担当制、財源のあり方、地域拠点の整備があげられた。どれも重要な問題で、それが制度設計されて実現されると、行政と地域との協働でいい仕組みとなって発展していくといい。総連合会長からは、いろいろ難しい点はあるが、みんなでやろうというのは大変感銘した。

第５回　おだわら地域力市民力表彰

表彰を受ける　川名　薫　氏

　市内各地域で交通安全や美化活動などで活躍されている７名と８団体が小田原市から表彰されました。　受賞者、受賞団体は以下のとおり（敬称略）。　

伊藤満明(新玉）、石橋福寿会（片浦）、富樫栄広（早川）、太田文子（大窪）、田中謙吾（足柄）、第４３区長寿会（二川）、ぞうさんの会（久野）、ささえあいセンター東富水（東富水）、富水地区まちづくりワイワイフェスタ実行委員会（富水）、貯筋教室月曜会（桜井）、前田潤一（酒匂・小八幡）、鴨宮中学校地域連絡協議会（下府中）、栢沼茂治（豊川）、前羽体育振興会（橘南）、善波　裕美子（橘北）